野球肩の症例報告
年齢,性別
10代 男性
ご相談内容
野球肩
3週間ほど前から投球時に肩に痛みを感じ、その後近所の整骨院に通院
電気治療やマッサージを受けるも悪くなることはないが改善もされない状況
当時は塁間(27M)を4割程度で投げると激痛が走る
チームの状況でもあるが毎週末試合を行っていて痛み止めを服用し投手として登板していた
日常生活でも動かしていないとき以外で痛みがあるため支障をきたしている
翌月から行われる全国予選に痛みなく出場したいため当院へ来院
カウンセリング、検査
院内で考えられる動きとしてシャドーピッチングを行い肩全体的に痛みを感じた
所見として肩関節外転90か100°での痛みがあり、三角筋のMMTとしては2程度
鎖骨の動き、小胸筋の短縮もみられるので胸郭出口症候群の問題も考えられる
また胸椎の歪み、バランスの崩れもみられるためかなり状態としては悪い状態
神経の圧痛点としては肩甲上神経・肩甲背神経・腋窩神経にみられローテーターカフの萎縮も見られた
治療
〇初診時
初診の際はまずは三角筋のMMT回復のため肩甲上神経・肩甲背神経・腋窩神経の調整を行い肩の可動域改善のため全体的な肩に対しての調整を行った。
三角筋のMMTテストで自分で外転位を保てるようになり、力の程度としてはMAX(正常に力が入っている状態)が10だとすると4程度にはなった
シャドーピッチングでは痛みの発生は起こらなかった
〇3診目(初診から4日後)
全身の調整を行いバランスを改善
三角筋や棘下筋に直接筋肉の調整を行った。
投球フォームとして肩に負担をかけてしまうような投げ方であったため、トップポジションへの持っていき方と股関節の使い方を指導
〇5診目(初診から12日後)
初診以降各神経の調整は継続しバランスに対しての治療も行っている
4診目の後からキャッチボールでは痛みがなくなったが、マウンドに立っての投球では6割程度の力で投げると肩の後面に痛みを感じる
〇6診目(初診から15日後)
前回施術後からマウンドで10割投球が可能に。
試合に1イニング登板し、スライダーを投げた際に痛みを感じるも投球可
登板後には痛みがあるも1.2時間程度で痛みは消失
翌日にも引きづらないようになった。
〇7診目(初診から1か月後)
試合に完全復帰。
基本的に痛みを感じるときはなく、全力でプレー可
本人の希望により高校入学までの7カ月間メンテナンス・投球指導での技術向上のため1ヶ月に1回の通院
〇現在
4月から高校球児となり寮生活を行っている
現状離脱等をすることはなくプレーが行えている
当院とも密に連絡をとり寮内でのケアや指導をLINEを通じて行い、帰寮の際はメンテナンスを兼ねて通院したいとのこと。
院情報
Utile整骨院 川越院
住所:埼玉県川越市中原町2丁目2−1 川越中原町ビル 3F A号室
西武新宿線「本川越駅」西口から徒歩2分
東武東上線「川越市駅」から徒歩6分
JR川越線「川越駅」から徒歩15分
TEL:049-298-5512
公式LINE:LINEでのお問い合わせ
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当院ではスポーツ外傷・障害に特化した施術を行なっています。
捻挫・肉離れで治癒まで期間がかかるスポーツ外傷を早期復帰させる外傷に特化した施術を行なっています。 またどこに行っても改善されなかった痛みでお困りでしたら、Utile整骨院へお越し下さい。
夜21時まで営業していますので、部活帰り、お仕事帰りの方にもとても通いやすくなっています。
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