体の歪みについて
整体を受けてこんなことを言われたことはありませんか?
- 骨盤の高さが違いますね
- 足の長さに左右差があります
- 左右の骨盤の高さが整いました
整体を受けるとこのような説明や解説をされることがありますよね。
しかしこれは本当に正しいのでしょうか?
人間の体は、臓器の位置や重力の関係で左右対称にはなっていません。
肝臓が右側にしかないように、人間の体は左右非対称であることが当たり前なのです。
骨格が未発達な子供はまだしも、成人していれば今までの生活環境や運動の負荷などで体に歪みがあるのは当然であると言えます。
「えっ!体が歪んでいてもいいの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、多少の歪みはあって当然で、むしろない方が異常だと当院では考えています。
ただ歪み方にも許容範囲はあります。
ではどの程度の歪みなら大丈夫なのか?
人間の骨格バランスの真実そして歪みの許容範囲について説明していきましょう。
そもそも左右の骨盤の高さが違うという前提
皆さんは左右の骨盤の高さが同じだと思っていませんか?
マッサージや整体を受けた時に左右の骨盤の高さが一緒だと言われたり、思い込みで左右の高さが一緒だと思っている方がほとんどです。
骨盤の高さは必ず左右非対称になっています。
右側がやや高く、左側がやや低い状態が正常な骨盤の位置と言えます。
右が高く左が低い状態が過剰になっても良くなく、左が高く右が低い逆パターンになっている場合はもっと良くない状態と言えます。
骨盤は体の土台となっていますので、どのような症状でも骨盤は関連しています。
骨盤の左右差を理解して施術を行うことが、症状改善には必須条件になるのです。
歪みの許容範囲について
先ほど歪みがあるのは当然とお話ししましたが、もちろん歪み方にも限度があります。
ではどの程度まで歪みをO Kとすればいいのでしょうか?
背骨は、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個と仙骨と尾骨が積み木のように重なっています。
そして全ての背骨の間に関節があります。
背骨の関節が正常に動くことによって、人間は重力や反力(歩く時等の突き上げる力)に対して負荷を分散することができるのですが、背骨が硬くなってしまうと、関節が正常に動かなくなってしまいます。
関節が正常に動かなければ、背骨の中にある血液の流れが悪くなったり、背骨から出る神経の働きが悪くなるので、筋肉や各関節、内臓の働きまで悪影響が起きてしまいます。
まず背骨の関節が正常に動くことが前提となります。
続いて歪みに関してですが、椅子に座った状態で45°程度前屈してみましょう。
背骨のボコっとした骨がよりはっきり出るのがわかると思います。
このボコっとした骨を首から腰までなぞってみてください。
ほぼ一直線に背骨を触れるはずです。
しかし歪みが強かったり、側弯症がある方は一直線に触れることができません。
背骨の関節が正常に動いていること、そして背骨の出っ張りが一直線に触れることができること、この二つが歪みの許容範囲になります。
骨盤の歪み、背骨の歪みを整える重心バランス整体
先ほど説明した骨盤の高さを正常に整え、硬くなった背骨の動きを良くするのが「重心バランス整体」です。
骨盤の位置、背骨の硬さを一つ一つ確認しながら整体していきます。
重心のバランスは体全体が関係しますから、骨盤と背骨にフォーカスした施術にはなりますが、調整箇所は体全体を行なっていきます。
体全体を調整していくことで、症状が改善されやすい体質を作ることができます。
回復が早い体を作るということですね。
重心バランス整体を受けることで得られるメリット
最後に当院に来院された方の声を基に、重心バランス整体のメリットについてお話ししたいと思います。
そのメリットとは。
- 体が疲労しにくくなった
- 疲労回復が早くなった
- 怪我をしなくなった
- スポーツのパフォーマンス向上(足が速くなった、急速が上がった、キック力が強くなった)
- 痛みが出ても2〜3日以内には良くなっている
- 睡眠の質が上がった
- 便通が良くなった
- 健康診断の数値が改善された
- ダイエットに成功した(痩せやすくなった)
など様々な効果を実感していただいています。
最後に
「どこに行っても改善されない痛みやシビレをどうにかしたい」
「ケガをしてしまったけれど、どうしても試合や大会に間に合わせたい」
「スポーツのパフォーマンスを向上させたい」
「ケガをしにくい体を作りたい」
「健康的な体を作りたい」等でお悩みでしたら当院は力になれます。
重心バランス整体は、当院代表がオステオパシーというアメリカ発祥の100年以上も受け継がれている伝統的な手技療法をアレンジして作り上げた整体法です。
いろいろ試してみたけれどいまいち効果が実感できなかった方にぜひ受けていただきたい整体です。