今回のテーマは、「タンパク質」についてです。
「タンパク質を多く摂った方がいいよ!」とよく聞きますが、そもそも「タンパク質」とは?
また、身体においてどのような働きをしているのでしょうか?
タンパク質とは?
タンパク質は、三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)のひとつです。
筋肉・内臓・肌・髪・爪…
そしてホルモンや酵素など、体を支える様々な作る栄養素です。
なんと、からだの15~20%はタンパク質から出来ています。
血液の中を流れる血球(白血球や赤血球)もタンパク質をもとに作られているんですよ。
そのまま「タンパク質」ではなく、どこの組織を構成するかによって、名前が変わります。
身体にとって、とても大切な栄養素なんですよ!
どうやって吸収されるの?
タンパク質が多く含まれるものの代表は肉や魚ですが、それらは食べた状態でそのまま吸収されるわけではありません。
消化器で小さく分解されて『アミノ酸』になって初めて体に取り込むことが出来るようになります。
流れとしては…
肉や魚を食べる → 胃腸で消化 → 最終分解物質『アミノ酸』になり吸収
となります。
タンパク質は胃液で分解するので、
もし胃腸の状態が良くないと…
上手く吸収できず、タンパク質不足になってしまいます。
効率よく栄養を取り込むには、内臓の調子も重要になってきますね。
タンパク質不足になると…
タンパク質は身体の元となる重要な栄養素です。不足すると以下のような傾向が現れます。
①貧血気味になってしまう
②むくみやすく疲れやすくなってしまう
③肌、髪、爪のトラブルがおきる
④筋肉疲労を感じるようになる
⑤集中力が低くなったり、感情が不安定になることも…
当てはまる方は、タンパク質不足になってしまっている可能性があります。
タンパク質の必要な量って?
一度この画面から目線を外して、ご自身の手のひらを見てみてください。
その手のひら”4枚分”のステーキ肉 が必要な量になります。
(アスリートは”6枚分”になります!)
この量しっかり食べれているよ!という方は…中々いらっしゃらないかと思います。
実際、ステーキ肉のみでこの量を賄うのはかなり難しいです。
- 肉や魚
- 練り物(ちくわ、がんもどき など)
- 豆類(納豆など)
- プロテインドリンク
- アミノ酸ドリンク
などを利用し、必要量に近づけていくのが良いでしょう。
最後に
タンパク質はとても重要であることが理解できましたでしょうか?
食べているつもりでも、不足している方が多いんです!
ぜひ一度、ご自身の食事量をチェックしてみてください!