肩痛の症例報告
年齢,性別
50代 男性
ご相談内容
右肩が上がらず、日常生活や仕事に集中できない。
これから仕事が忙しくなるので、そこで支障がないようにしたい思い、ホームページで当院を見つけ来院。
カウンセリング、検査
胸椎と骨盤が歪み、左右のバランスの崩れがあった。
仕事で腕を使うことが多く、バランスが崩れている状態で仕事をしていたため、体幹にうまく力が入らず上半身だけで作業してしまい、胸椎部にゆがみが出てきたと推測。
肩の可動域は肘を曲げた状態で肩の外転約45°、肘を伸ばすと肩の外転角度は約30°
肘を曲げて肩の屈曲は80°、肘を伸ばして肩の屈曲40°で痛みや張り感が出てくるため、これ以上動かせないが、首を左右に向けた状態で肩の外転、屈曲を行うと可動域が広くなる。
腕を上げる際首から肩にかけての張り感が強いと訴えていたため、僧帽筋、斜角筋、胸鎖乳突筋が緊張して、肩の可動域を制限していると判断。
さらに斜角筋には肩や腕の動きに関与する腕神経叢が走っているため、斜角筋が緊張することにより腕神経叢が圧迫され、肩に痛みや張り感が出ていると説明。
治療
〇初診
全身に力が入りやすく、かなり身体的には敏感になっていたので、全身のバランスを整えることと、全身の血液が流れるように調整し身体の力を抜きやすくなるよう促した。
術後は肩の可動域に大きな変化はなかったが、腕を上げるのがスムーズになっていた。
また、普段は麦茶とコーヒーを月ごとに交互で飲んでいるということだったが、コーヒーはカフェインが入っている関係で、コーヒーに偏りすぎると軽い脱水状態になってしまい、身体にも不調が出てきやすいのでコーヒーはたしなむ程度にして、麦茶か水などカフェインが入っていない飲み物を取ることをお勧めした。
〇3診目(初診から11日後)
バランスはまだ左右で乱れがあり、骨盤も歪んでいる状態。
肩の屈曲は痛みがあるが他動で180°まで上がるようになった。
引き続きバランスの調整と斜角筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋を緩めるように促した。
〇5診目(初診から1ヶ月)
自動での外転、屈曲が180°まで上がるようになった。
全身のバランスも徐々に整い始め、日常生活で肩があまり気にならなくなった。
施術後にはよくなるが、2、3日すると痛みが気になり始めるとのことだったので、今回も様子を見てもらうことに。
〇8診目(初診から約2カ月と1週)
日常生活も痛みに関しての問題はないが、張り感が残る。
今まで斜角筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋に対してアプローチをしていたが、三角筋当たりの張りも強かったので、三角筋の調整も追加。
初回では全身に力が入ってしまっていたが、ようやく力が抜けてくるようになった。
身体のバランスは正常なバランスが定着しつつあり、可動域もかなり正常に戻ってきたので、通院頻度を月1にして、メンテナンスに移行。
院情報
Utile整骨院
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