オスグッドの症例報告
年齢 性別
10代 男性
ご相談内容
階段を上るとき、しゃがむときに右膝が痛い。
サッカーの練習後に痛みがでてくるので、アイシングをするようにしている。
サッカー中はサポーターを付けているが、そこまで痛みが緩和されるわけではない。
１週間前に左の股関節が痛く歩けないことがあったが、今はもう痛みがない。
最初に左膝が痛かったが、サッカーを続けていくと右膝の方が痛くなってきて、整形外科で両足のレントゲンを撮ってもらい、オスグッドと診断された。
１カ月運動禁止と言われ、１か月後にレントゲンを撮って運動許可が降りる。
だが、サッカーをしだすと痛みが出てきたので、他の接骨院に通うも痛みは続いた。
姿勢や体の使い方を治した方がいいと思い、当院のHPをみてご来院。
カウンセリング・検査
身体のバランスは崩れており、バランス検査では踏ん張ることができなかった。
両足の太ももの外側の張りが強く、膝に負担がかかりやすい状態になっていた。
股関節と膝の可動域が狭かったが、関節が硬いというよりかは筋肉が硬すぎてそれ以上曲げることができなくなっているという感じだった。
また、腰椎のゆがみもあったので、腰椎から分岐している脛骨神経や伏在神経などが障害を受けて膝の痛みに繋がっていることを推測し説明した。
また、足首の硬さもあったので、足首が硬くて使えないと膝に負担がかかることも説明し、全身のバランスを整えることと、筋肉や神経の障害が起きているところの調整をしていくという治療方針を提示した。
治療
〇初診
身体のバランスを整えることと、脛骨神経の調整、足首の調整を行った。
はじめは屈伸が痛くて最後までしゃがみこむことができなかったが、施術後は最後までしゃがみこむことができるようになったので、施術は終了。
〇３診目(初診から１週間)
痛みが治まってきており、圧痛がまだ残っている状態だった。
練習後の痛みはまだあるものの、階段の上りが楽になった。
今回も体のバランスを整えることと、太ももの筋肉の外側広筋の張りが強かったで、その筋肉が緩むように調整したら膝の圧痛が取れたので今回は終了。
〇５診目(初診から１カ月)
痛みがなくなったが、バランスがまだ崩れているのと、筋肉の硬さが残っていたので、身体のバランスの調整と筋肉の調整を中心に行った。
特に硬さがあった筋肉は腰から骨盤につく腸腰筋という筋肉で、この筋肉が緩むように調整した。
痛みがなくなったということで次回からメンテナンスに移行し、３週間に１回の頻度で身体のバランスを調整していくような形になった。
院情報
Utile整骨院
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