シンスプリントの症例報告
年齢 性別
10代 男性
ご相談内容
左すねの内側が痛い。
歩くのは少し痛いが、走るのが困難、階段は降りるときのみ痛い。
部活は陸上部で、高校から始めて今は長距離を主に先行している。
現在2割程度のジョグなら走れる。
両ふくらはぎが痛くなることがあるので、その時はマッサージをしたり、アイシングをしたりしている。
本人は猫背が関係していると思っており、親御さんも普段の生活から姿勢が悪いこと気にされていた。
2週間に1回鍼灸院に通っており、そこでは安静にしていたら良くなると言われたが、大会や合宿が近いため、早く治したいと思い当院にご来院。
カウンセリング・検査
立った時の姿勢が猫背で、首が前に出ていた。
骨盤と肩甲骨の位置がずれており、全体的に身体のバランスが崩れていた。
身体をもう少し細かくみると、腰椎が歪んでおり下半身の血流が悪くなっていることを指摘。
水分が全く飲めていないため、簡単に言うと体全体が脱水症状の状態で運動しているので、身体への負担が大きかった。
また、睡眠時間も毎日5時間以内と少なく、疲労が蓄積してしまっている状態だった。
身体全体で力が入りやすい状態になっており、特に左足の筋肉の硬さが目立った。
また、全身の柔軟も硬さがみられた。
これらの状態から、まずは自律神経が乱れてしまっていて、身体全体が痛みに敏感になってしまっていることから、痛みを感じやすくなっていること、また、腰椎が歪んでしまっていることにより、ふくらはぎまで伸びている伏在神経や脛骨神経などが牽引されてしまっていることが原因で痛みが発生していると推測。
治療
〇初診
まずはバランスをしっかり整え全身の血流をよくすることと、脛骨神経の調整を行った。
術後、歩いたときの痛みはなくなったが、まだ圧痛が残っていたため、次回も脛骨神経の方を調整することを伝え、今回は終了。
〇3診目(初診から3週間弱)
最近強化練習会を行い、午前中は走ることができたが、午後は痛みがあったため雑用に回った。
全身のバランスを整えることに加えて脛骨神経の調整と、ふくらはぎの筋肉が張っていたため、筋肉を緩めるように調整した。
力が抜けきれない感じがまだあったので、呼吸法を伝えた。
呼吸が整うことにより、全身の力がしっかり抜けるようになるため家でもできるセルフケアとしてすすめた。
〇5診目(初診から1ヵ月)
夏合宿が新潟であり、トータル50km走ることができた。
脛の痛みより、走っているときに足を捻ってしまったので、そちらの方を気にしながら走っていたという。
治療は全身のバランスを整えることと、腓腹皮神経の調整、足首の調整をした。
合宿後ということもあり、疲労がたまっていたので、全身の循環を改善して老廃物を流し疲労が抜けやすくなるように調整した。
〇7診目(初診から6週間)
痛みは落ち着いており、メニューは全部こなせるようになっていた。
部活中の痛みはなかったものの、押したときの痛みがまだ残っていた。
全身のバランスも整いつつあり、姿勢も猫背が良くなっていていた。
後脛骨筋という筋肉の調整を行い、ふくらはぎの動きが制限されないように調整した。
〇10診目(初診から3ヵ月)
急に両方の脛が痛くなった。
駅伝の練習がハードだったため、急な負荷がかかり再発したと考えられる。
後脛骨筋の張りが強かったため、後脛骨筋が緩むように調整したのと、全身のバランスを整えるということを行った。
現在症状が改善していたので、月1~2のペースで来ていただいていたので、次回から月1のメンテナンスに移行し、整ってきたバランスがキープできるように調整を続けていく。
院情報
Utile整骨院
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