このようなお悩みはありませんか?
- 肉離れをしてから1ヶ月以上痛みが改善されない
- 電気やマッサージをしても筋肉の硬さが続いている
- ストレッチができなくなってしまった
- テーピングやサポーターが欠かせない
- 試合や大会まで時間がないのでどうにかして復帰したい
当院では、このような太ももの肉離れのお悩みに対応し、多くの方が早期復帰を実現されています。
太ももの肉離れとは
太ももの肉離れは、急激なダッシュやジャンプ、方向転換などで筋肉が過度に引き伸ばされたときに発生する筋損傷です。太ももには大腿四頭筋(前側)とハムストリングス(後ろ側)という大きな筋肉があり、どちらも肉離れを起こしやすい部位です。
肉離れの重症度分類
肉離れは損傷の程度によって3段階に分類されます。
軽度(1度):筋繊維の微細な損傷。痛みはあるものの歩行は可能で、1〜2週間程度で回復します。
中等度(2度):筋繊維の部分断裂。患部に腫れや内出血が見られ、痛みで歩行が困難になることも。回復には3〜6週間かかります。
重度(3度):筋肉の完全断裂。激しい痛みと機能障害があり、回復には数ヶ月を要します。
なぜ肉離れが治らないのか
太ももの肉離れをしてからもう1ヶ月。もっと早く痛みがなくなると思っていたのに、なかなか痛みが緩和されない。スポーツにも復帰できていない。ずっと休んでいるので筋肉が硬くなってしまい柔軟性も落ちてしまった。
このように早く復帰できると思っていた肉離れがなかなか改善されず、お悩みの方が多くいらっしゃいます。
一方で、試合や大会前なのに肝心なところで肉離れをしてしまい、レギュラーを取られてしまうのではないか、本当に間に合うのか不安という方もいらっしゃいます。
当院では、慢性化してしまった痛みはもちろんですが、急性の痛みにも対応しています。
肉離れが起こりやすいスポーツと状況
太ももの肉離れは特定のスポーツや動作で発生しやすい傾向があります。
高リスクのスポーツ
サッカー・フットサル:急激なダッシュやキック動作、急停止で太もも前側(大腿四頭筋)や後ろ側(ハムストリングス)に負担がかかります。
陸上競技(短距離走):スタートダッシュや最高速度での走行時に、ハムストリングスへの負荷が非常に大きくなります。
バスケットボール・バレーボール:ジャンプの着地やカッティング動作で、太ももの筋肉が急激に伸ばされます。
テニス・バドミントン:前後左右への素早い切り返し動作で、筋肉への急激な負荷がかかります。
発生しやすい状況
- ウォーミングアップが不十分な状態での運動開始
- 筋肉疲労が蓄積している状態での激しい運動
- 気温が低い環境での運動(筋肉が冷えている)
- 急激な方向転換や加速・減速動作
- 普段より強度の高いトレーニングを行った時
肉離れの根本原因
当院では、慢性的な痛みの原因と急性期に起きている体の問題を検査で判断して調整できるため、早期復帰が可能となります。
骨盤の歪みと大殿筋の筋力低下
慢性的に痛みが続いている方は、骨盤の歪みが強くなっていることが多いです。
骨盤に歪みがあると、仙腸関節という関節の動きが悪くなってしまいます。仙腸関節は歩行でも動く関節なので、この関節の動きが悪くなると日常生活レベルでもストレスが加わり、肉離れの回復を遅らせる要因となります。
太ももの前後の筋肉は骨盤についていますから、骨盤の歪みが強くなればなるほど、筋肉が短縮したり引っ張られたりするので、太ももの筋肉に負担がかかります。
また大殿筋は人間が二足歩行になってから一番発達した筋肉と言われています。大殿筋は太ももの筋肉と連動して働くので、大殿筋の筋力が低下するとハムストリングスや大腿四頭筋に負荷が加わりやすくなってしまい、肉離れ後の回復を遅らせてしまいます。
内臓疲労
意外かもしれませんが、筋肉の緊張や硬さは内臓と関連が深いのです。特に影響を受ける内臓器は「肝臓」です。
肝臓は、筋肉を作るために必要なタンパク質の合成を行っています。肝臓が疲労してしまっては、筋肉を作ることができなくなってしまいます。当たり前ですが、スポーツにおいて筋肉を作ることは大切です。
重心バランスの崩れ
急性も慢性の肉離れも、体のバランスが崩れているため、肉離れになりやすく回復しにくい状態といえます。
肉離れを発症する人のほとんどは、体の硬さや疲労感を感じています。この状態は体の重心バランスが崩れている状態と言えます。重心バランスの崩れは、日常生活の癖も関係するので、少しずつ体のバランスを記憶させていくことが必要になるでしょう。
当院の治療アプローチ
当院では、骨盤の動きと大殿筋の筋力の調整を行っています。
大殿筋の筋力は比較的早期に改善することが可能なので、その場で走れるようにすることも可能です。骨盤の歪み、仙腸関節の調整は負傷期間によっては時間を要すこともありますが、スポーツ復帰できるまでの関節の動きの調整も比較的早期に可能となります。
しかし、再発予防を考えると骨盤の歪みをしっかり調整する必要があるでしょう。
内臓の調整
内臓の調整は肝臓の調整を重点的に行います。内臓疲労を回復させるには整体だけでは難しいので、食事や睡眠についてもお話しさせていただきます。
重心バランスの調整
最後に重心バランスを整えていきます。重心が安定することによって、体の連動性も良くなり、スムーズに体を動かせるようになります。
当院の整体を受けることにより、早期改善だけでなく、再発予防そしてパフォーマンスアップまで可能になるのです。
早期回復のための重要ポイント
1. 早期の適切な治療開始
「軽い痛みだから大丈夫」と自己判断せず、適切な治療を早期に開始することが重要です。初期治療が適切であれば、回復期間を大幅に短縮することができます。
2. 段階的なリハビリテーション
焦って無理をすると再発のリスクが高まります。痛みの程度や回復状況を見ながら、段階的に運動強度を上げていくことが大切です。
3. 栄養面でのサポート
筋肉の修復には十分な栄養が必要です。
- タンパク質:筋肉の材料となる良質なタンパク質を毎食摂取
- ビタミンC:コラーゲン生成を促進し、組織修復を助ける
- ビタミンB群:エネルギー代謝をサポート
- 亜鉛:組織の修復に不可欠なミネラル
水分補給も忘れずに行いましょう。
4. 睡眠と休養
組織の修復は主に睡眠中に行われます。質の高い睡眠を十分にとることが回復への近道です。
再発を防ぐために
肉離れは再発しやすい怪我の一つです。以下の予防策をしっかり実践しましょう。
ウォーミングアップの徹底
運動前には必ず軽いジョギングやダイナミックストレッチで体を温め、筋肉を運動に適した状態にします。
柔軟性の維持
日常的にストレッチを行い、筋肉の柔軟性を保つことが重要です。特に運動後のクールダウンストレッチは欠かさないようにしましょう。
筋力バランスの改善
太ももの前後の筋力バランスが悪いと、片側に負担が集中し肉離れのリスクが高まります。バランスの取れた筋力トレーニングを行いましょう。
疲労の蓄積に注意
疲労が溜まっている時は、筋肉の柔軟性や反応速度が低下し、怪我のリスクが高まります。適度な休養を取り入れることも大切です。
オーバートレーニングの回避
急激な運動量の増加は避け、徐々に強度を上げていくことが重要です。
まとめ
太ももの肉離れは、単なる筋肉の損傷だけでなく、骨盤の歪み、大殿筋の筋力低下、内臓疲労、重心バランスの崩れなど、様々な要因が関係しています。
当院では、これらの根本原因にアプローチすることで、慢性化した痛みや急性の痛みにも対応し、早期復帰を実現しています。
受傷直後の応急処置も大切ですが、その後の適切な治療とリハビリテーション、栄養管理、そして再発予防のための体づくりが、長期的なスポーツ活動の継続につながります。
早くスポーツをしたいのに改善方法が見当たらない方、試合や大会まで時間がないので早く復帰したい方は、ぜひ当院にご相談ください。あなたの早期復帰を全力でサポートいたします。







