はじめに – 手術を勧められて不安なあなたへ
足の内側の痛みで整形外科を受診し、「有痛性外脛骨」と診断された。そして「このまま改善しなければ手術が必要かもしれない」と言われて、不安を抱えている方は少なくありません。
特にスポーツをしている学生さんやそのご家族にとって、手術となれば長期間の競技離脱を意味し、大切な試合や大会に出場できなくなる可能性があります。しかし、諦めないでください。当院では、手術をせずに有痛性外脛骨の痛みを改善に導いている実績が多数あります。
有痛性外脛骨とは?
有痛性外脛骨は、足の舟状骨という骨の内側に存在する過剰骨(普通存在しない余分な骨)が痛みを引き起こす状態です。この外脛骨は約2割程度の人に見られる、比較的一般的な過剰骨です。
痛みが起こる3つのきっかけ
- 直達外力:外脛骨部に直接何かがぶつかることによる損傷
- 介達外力:捻挫などの足首の捻れによる負荷
- 運動負荷:スポーツなどの繰り返しの負担(明らかなきっかけがないケース)
なぜ一般的な治療では改善しないのか?
整形外科や他の治療院では、痛み止めや湿布、電気治療、超音波治療、インソールの処方などが行われることが一般的です。しかし、当院に来院される患者様の多くは、これらの治療を受けても改善されなかった方々です。
なぜでしょうか?
それは、治療が痛みのある患部だけに限定されているからです。実は、ほとんどのケースで患部そのものには根本的な原因がありません。痛みが出ている場所と、痛みを引き起こしている原因がある場所は異なるのです。
手術を避けるべき3つの理由
1. 根本原因が解決されない
手術で外脛骨を除去しても、体のバランスの崩れや筋肉の使い方の問題が残っていれば、術後に別の部位に負担がかかり、新たな痛みが生じる可能性があります。手術は「結果」を取り除くだけで、「原因」には対処していないのです。
2. 長期の競技離脱と回復期間
手術後は数週間から数ヶ月の回復期間が必要です。特に成長期のスポーツ選手にとって、この期間は技術面でも精神面でも大きな損失となります。大切な大会や試合に間に合わない可能性もあります。
3. 手術に伴うリスク
どんな手術にも一定のリスクが存在します。感染症、神経損傷、術後の癒着、さらには期待した効果が得られない可能性もゼロではありません。
有痛性外脛骨の本当の原因とは
当院では、有痛性外脛骨の痛みを長引かせる3つの根本原因に着目しています。
距骨の位置異常
足首には7つの足根骨という骨があり、その中でも距骨は足の軸となる重要な骨です。捻挫や過剰な負荷により距骨にねじれが生じると、他の足根骨とのバランスが崩れ、結果として舟状骨粗面に痛みが出てしまいます。
このねじれてしまった距骨の位置を正常に戻すことが、改善への第一歩となります。
関節と筋肉の連動性の低下
舟状骨粗面には後脛骨筋腱が付着しており、この筋肉に過剰な負荷がかかることで痛みが生じます。しかし、なぜ後脛骨筋だけに負担が集中するのでしょうか?
それは、他の筋肉が適切に使えていないからです。筋肉は関節を動かす役割を担っており、筋肉と関節の連動性が取れなくなると、特定の筋肉だけに負荷が集中してしまいます。
痛みのある部位だけにアプローチしても改善されないのは、上手く使えていない筋肉や関節を見逃しているからなのです。
重心バランスの崩れ
舟状骨粗面は足首の内側、つまり体の内側に位置しています。ここに痛みがあるということは、重心が内側に偏っていることを意味します。
人間は座っている時も立っている時も、無意識にバランスを保っています。しかし、さまざまなストレスや運動の負荷により重心が安定しなくなると、体は一定の方向に傾きます。
この傾いた状態のまま運動や生活を続けることで、同じ箇所に負荷が加わり続け、慢性的な痛みを引き起こすのです。
当院の手術しない改善アプローチ
重心バランス整体による根本改善
当院では、まず初回のカウンセリングと検査に十分な時間をかけ、あなたの体がどのようにバランスを崩しているのかを詳しく分析します。そして、その分析結果に基づいて、あなただけの改善プランを立てていきます。
重心バランス整体により体を整えていくことで、痛みが改善されるだけでなく、スポーツのパフォーマンスまで向上させることが可能です。
距骨の調整
ねじれてしまった距骨を本来の位置に戻すことで、足首全体のアライメントが改善されます。これにより、舟状骨粗面への過剰な負荷が軽減されます。
筋肉と関節の連動性を回復
使えていない筋肉を適切に働かせ、関節の動きをスムーズにすることで、後脛骨筋への負担を分散させます。特定の部位だけに負荷が集中しない、バランスの取れた体の使い方を取り戻します。
全身のバランス調整
足だけでなく、骨盤や背骨など全身のバランスを整えることで、重心の偏りを解消します。これにより、足の内側への過剰な負荷を根本から改善します。
実際の改善事例
当院では、整形外科で「成長痛なので時を待つしかない」と言われた11歳の剣道選手が約2週間で完全に改善し試合に出場できたケースや、整形外科で改善しなかった10歳のサッカー選手が施術を重ねて痛みなくプレーできるようになったケース、歩けないほどの痛みが3回の施術で改善した11歳の野球選手など、多くの改善実績があります。
まとめ
有痛性外脛骨の痛みで「手術しかない」と言われても、それが唯一の選択肢ではありません。当院では、手術をせずに多くの患者様の痛みを改善に導いてきた実績があります。
大切なのは、痛みのある場所だけを見るのではなく、なぜそこに痛みが出ているのか、その根本原因を見つけ出し、適切にアプローチすることです。
「安静にしかない」「固定して様子を見るしかない」と言われて悩んでいるスポーツ選手の皆さん、諦めないでください。当院には、同じような悩みを抱えていた多くの方が来院され、改善されています。
もし少しでも可能性があるならば、どんなケガでも諦めないでください。当院が全力でサポートいたします。痛みなく体を動かすことができる喜び、そしてあなたが今後目標にしていきたいことに向かって、一緒に歩んでいきましょう。
まずはお気軽にご相談ください。あなたの笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきます。







