このようなお悩みはありませんか?
- 手術をしてリハビリをしているが、なかなか痛みが緩和されない
- サポーターやテーピングをしないとスポーツができない
- 最近また膝に痛みが出てきた
- 再発の不安を抱えながらスポーツをしている
- 試合や大会まで時間がないのでなんとか復帰したい
このような悩みを抱えている方は、ぜひ最後までお読みください。
前十字靱帯・後十字靱帯損傷とは
膝関節内には前十字靱帯と後十字靱帯という2つの重要な靱帯があり、膝の安定性を保つ役割を担っています。
前十字靱帯(ACL)損傷は、ジャンプの着地や切り返し動作、コンタクトプレーなどで負傷することが多く、バスケットボールやサッカー、スキーなどの競技で特に発生しやすい外傷です。
後十字靱帯(PCL)損傷は、膝への直接的な打撃や強い衝撃によって損傷します。前十字靱帯損傷に比べると発生頻度は低いですが、適切な治療が必要です。
十字靱帯損傷は一般的に手術適応外傷とされ、平均8ヶ月以上スポーツ復帰まで時間がかかると言われています。学生スポーツでは長期離脱による不安が募ることになります。
なぜ手術後も痛みが残るのか?
平均90%は問題なくスポーツ復帰できるスポーツ外傷ですが、実は結構な頻度で、その後膝の痛みを抱える方が多いのが現状です。
しっかりとリハビリを行い競技復帰できたはずなのに、平均リハビリ期間を過ぎてもスポーツをすると痛みや違和感が残ってしまう。当院に来院される方はこのような悩みを抱えていました。
ではなぜ完治したはずの膝の状態がまた悪化し、スポーツができないほどの痛みになってしまうのでしょうか?
それは、根本的な原因を調整できていないからです。
切れた靱帯を再建しても、しっかりリハビリをこなしても、なぜ十字靱帯を損傷してしまったのかという原因を知らなければ意味がありません。
十字靱帯損傷の本当の原因
「怪我だから仕方ない」と思うかもしれませんが、怪我は未然に防ぐこともできるのです。当院が着目している原因についてご説明します。
1. 骨盤の動きと大殿筋の筋力低下
背骨(腰椎)の下にある仙骨という骨と、骨盤の腸骨という骨は、互いに接続して仙腸関節という関節を作っています。
この仙腸関節は、股関節や背骨の関節と連動して動くことによって下半身の動きをスムーズにしています。また、骨盤についている大殿筋は、仙腸関節がしっかり動くことによって筋力が発揮できるようになっています。
仙腸関節の動きが悪くなり大殿筋の筋力が低下すると、ジャンプの着地やダッシュをしているときに膝が内側に入りやすくなります。
この膝が内側に入る状態を「ニーイン(knee in)」と言います。ニーインの状態を繰り返したり、一回のニーインストレスが強いことによって、膝関節に捻れの負荷が加わります。この捻れのストレスによって靱帯損傷が起きてしまうのです。
靱帯損傷しない軽度のストレスでも、繰り返されるニーインにより膝に負荷が加わり痛みが出てしまいます。
2. 内臓疲労の問題
なぜ内臓疲労と靱帯損傷が関連するのでしょうか?
内臓疲労の中でも「肝臓」が十字靱帯損傷と密接な関係があります。
肝臓は、抗炎症作用や体に血液を巡らせる働き、そして骨や筋肉、靱帯を構成するタンパク質の合成を行っています。
肝臓が疲労してしまったらどのようになるでしょうか?
痛めた箇所の炎症が引かず、血液が体全体に巡らなくなるので怪我の回復が遅くなります。また靱帯を構成するタンパク質の合成能力が低下するので、靱帯が弱くなってしまうのです。
日常生活レベルの負荷であればなんとか耐えられることもあるのですが、関節を静的に安定させる靱帯が弱くなっては、運動時はリスクしかありません。
3. 重心バランスの崩れ
以下のような状態は非常に危険です。
- 重心バランスが崩れている
- 体の疲労を感じながらスポーツ(部活)をしていた
- 靱帯を損傷してから膝をかばって生活していた
- サポーターを長期間使用している
これらはほとんど重心バランスが崩れている状態と言っていいでしょう。
疲労が溜まった状態、かばいながらの歩行や運動で体の余分な筋肉を使う、関節の動きを制限して動いていると体のバランスは崩れます。
この崩れたバランスのままでは、体は回復しづらい状態ですし、怪我も起こりやすい状態といえます。崩れたバランスでは、怪我の回復・予防はもちろんですが、スポーツのパフォーマンスも発揮しづらい状態になります。
当院での改善アプローチ
骨盤の動きを正常に戻し、大殿筋の筋力を回復
当院では、骨盤の動きを正常に戻し、大殿筋の筋力を回復させていきます。
大殿筋の筋力が安定してくるとニーインが起きづらくなるので、膝関節が安定してくるようになります。腰やハムストリングスにも負担がかかりづらくなるので、ダッシュやジャンプなどの動きがスムーズに行えるようになってきます。
内臓疲労を取り除く施術
内臓疲労を取り除く施術を行います。肝臓は女性ホルモンとの関係がありますから、女性アスリートは特に重要な改善ポイントになります。
重心バランスの調整
体全体を調整して重心バランスを整えます。ただし、長期間離脱したり、崩れたバランスでスポーツをしていた場合、重心バランスを整えるのは短期間では難しくなります。
体に重心バランスをしっかり覚えさせるように調整することによって、再発予防も可能になります。
一般的な治療との違い
当院では、一般的な冷却療法や装具療法とは異なるアプローチを採用しています。
冷やすことで炎症を抑えるのではなく、硬くなっている筋肉を緩ませることで血流を改善し、自然治癒力を高めます。
また、サポーターやテーピングに頼るのではなく、体全体のバランスを整えることで膝の安定性を回復させていきます。
装具に依存すると、本来使うべき筋肉が使われず、さらにバランスが崩れてしまう可能性があるからです。
非手術的治療のメリット
身体的なメリット
- 手術に伴う侵襲や合併症のリスクを回避できる
- 入院の必要がなく、通院での治療が可能
- 全身麻酔による身体への負担がない
- 手術による組織損傷がない
社会的・経済的メリット
- 比較的短期間での日常生活復帰が可能
- 仕事や学業への影響を最小限に抑えられる
- 手術費用や入院費用がかからない
- 早期の社会復帰が実現できる
パフォーマンス向上
根本原因にアプローチすることで、単なる痛みの改善だけでなく、スポーツパフォーマンスの向上も期待できます。
注意すべき点
非手術的治療を選択する場合、以下の点についてご理解いただく必要があります。
- 継続的な施術と体のバランス調整が必要
- 長期間離脱していた場合、重心バランスを整えるのに時間がかかることがある
- 治療効果には個人差がある
ただし、根本原因にアプローチする当院の施術により、多くの患者さんが満足のいく結果を得られています。
まとめ
十字靱帯損傷という大きな怪我を背負ったことによってスポーツを楽しめなかったり、思い切り動けなくなってしまったという方もいらっしゃいますが、そんな方は以前のようなパフォーマンスも発揮できなくなったと思います。
しかし、他とは違う当院の改善策があります。
- 今後再発するかもしれない不安を取り除きたい
- 試合や大会まで時間がないからどうにかしたい
- サポーターなしでスポーツを楽しみたい
- 以前のようなパフォーマンスを取り戻したい
このようなことでお悩みでしたら、ぜひ当院の重心バランス整体を受けてみてください。
痛みの改善はもちろん、早期改善と再発予防をトータルでサポートさせていただきます。膝の痛みや不安定感でお悩みの方は、まずはお気軽に当院へご相談ください。







