今回は「半月板損傷で手術が必要」と言われた方に向けて、手術を行わない保存的治療の可能性についてお話しさせていただきます。
手術と言われて悩んでいませんか?
「半月板損傷で手術が必要」と医師から診断を受けた時、多くの方が手術への不安を感じるものです。特にスポーツをされている方は、復帰までの時間や手術リスクを考えると「手術以外の方法はないのか」と悩まれることでしょう。
当院には、こんなお悩みを抱えた方が多く来院されています:
- 半月板損傷と言われてからずっとサポーターをして生活している
- 運動どころか歩くだけでも辛い
- しゃがむことや階段の上り下りができない
- 運動を始めようと思っているが再発が怖くて一歩踏み出せない
- 手術と言われたけれどできればしたくない
このようなお悩みを持つ方々が、当院の施術で改善され、日常生活やスポーツに復帰されています。今日はその秘密についてお話しします。
一般的な治療法の限界
半月板を損傷してから、どのような対処をしてきましたか?多くの方が以下のような一般的な治療を受けてこられたのではないでしょうか。
- 湿布や痛み止めを使用
- サポーターで固定
- 電気やマッサージ
- 鍼治療
- 注射で痛みを緩和させる
しかし、これらの対処を数ヶ月間続けても改善が見られず、困り果てて当院に来院される方が少なくありません。なぜこのような治療では根本的な改善が期待できないのでしょうか。
それは、痛みの原因が必ずしも半月板そのものにあるとは限らないからです。実際、半月板損傷後に痛みが継続している場合、膝以外の部位に問題があることが多いのです。
半月板損傷の真の原因とは
当院では、半月板損傷後の痛みが続く原因として、主に3つの問題点を重視しています。
1. 股関節と足関節の動きが悪くなっている
歩行や階段の昇降、ランニングやジャンプといった動作は、膝関節だけで行われているわけではありません。これらの動きは下半身の関節が全て連動して動くことにより可能となります。
股関節・足関節は動的な関節と言われていて、動きが悪くなったり、過剰に動いてしまったりすると、隣接した膝関節に負担が加わりやすくなるのです。この下半身の連動性が崩れることで、膝関節は本来の機能以上の負荷を受け続けることになり、結果として痛みや機能障害が持続してしまいます。
下半身の連動性に関連する関節の動きは必ずチェックする必要があります。
2. 骨盤と背骨の歪み
骨盤には大腿と膝をつなぐ筋肉がついています。骨盤が歪み、筋肉が伸びたり縮んだりすると、膝の動きも悪くなってしまいます。
背骨の歪みに関しては主に腰椎(腰の骨)が関係します。腰椎には腸腰筋という下半身を支えている筋肉がついています。腰椎が歪み、腸腰筋が伸びたり縮んだりすると下半身を支えられなくなってしまうので、膝関節はより努力して体を支えようとしてストレスが加わることになります。
3. 重心バランスの崩れ
半月板を痛めてから、あなたはどのような生活を送っていましたか?まともに歩いたりすることができず、膝をかばって生活していたと思います。
かばって生活をしているとどうなるでしょうか?片足に負荷が加わり、関節の使い方や筋肉の使い方が変わってしまうのです。使い方が変わってしまった状態では元通りに動くことは可能でしょうか?
崩れたバランスのままでは、日常生活はおろかスポーツには復帰できません。使い方を忘れてしまった筋肉や関節の動きを取り戻す必要があるのです。
当院の手術しない改善アプローチ
当院では、このような根本原因に対して段階的にアプローチしていきます。
下半身の連動性の回復
まず、股関節や足関節の動きをみながら下半身が連動して動くように調整していきます。下半身が連動して動くようになると筋力が正常に戻ってくるので、歩行や階段の上り下りもスムーズになってきます。
骨格の歪み調整
同時に骨盤の歪み、背骨(腰椎)の歪みを調整していきます。骨格の歪みを調整するにはある程度期間を要しますが、痛みの緩和とともに徐々に歪みが改善されていきます。
日常生活レベルの改善であれば、骨盤や腰椎の歪みを調整すれば問題ないと思いますが、スポーツに復帰していくとなると次のステップが重要になります。
重心バランスの再構築
スポーツに復帰していくとなると重心バランスまで改善していくことが必須となります。崩れたバランスでスポーツを行えばまたいつ再発してしまうかわかりません。
再発予防ももちろんですが、パフォーマンスの観点からも重要です。半月板を損傷してもう元通りに戻らないと思っていませんでしょうか?しかし、体のバランスを整え、体を連動させて使うことができるようになれば、改善するだけではなくパフォーマンスも上げることができるのです。
当院での改善例
当院に来院された方々は、これらのアプローチによって以下のような改善を実感されています:
- サポーターなしで歩けるようになった
- 階段の昇降が楽になった
- しゃがむ動作ができるようになった
- スポーツに復帰できた
- 以前よりパフォーマンスが向上した
- 手術しか治る方法がないと言われたがスポーツ復帰できるようになった
実際に、病院や他の整骨院・整体院で良くならなかった方も当院に来院され、多くの方が改善され喜ばれています。
保存的治療の効果と期間について
損傷の程度が軽度である場合や、損傷された部位が血流の存在する場所で、ある程度の回復が見込める場合などは保存療法が効果的です。
治療期間は個人差がありますが、骨格調整や筋機能の回復には時間を要します。しかし、段階的なアプローチにより、痛みの緩和から始まり、徐々に機能改善へと進んでいくことができます。
当院では初回のカウンセリング・検査でお身体の状態を徹底的に分析し、あなたに最適な施術プランをご提案させていただきます。
最後に
半月板損傷だからといって、必ずしも手術が必要というわけではありません。身体全体のバランスを整え、下半身の連動性を回復させることで、多くの場合改善が期待できます。
スポーツのケガで苦しんでいる方を救いたい。ただその思い一つで当院はやっています。「安静しかない」「固定して様子を見るしかない」と言われて悩んでいるスポーツ選手を救いたいのです。
もしあなたがこの先も「快適に生活を送りたい」「スポーツを頑張りたい」と思っているのであれば、ぜひ当院の重心バランス整体を受けてみてください。きっと「来てよかった」「もっと早く来ていれば」と感じていただけるはずです。
そんなあなたの思いに応えられるよう、当院は全力でサポートさせて頂きます。少しでも可能性があるならば、どんなケガでも諦めないでください。当院がきっと力になります。







