かかとの後ろ側が痛い、靴を履くと当たって痛い、腫れや出っ張りが気になる……そんなお悩みを抱えている方は、意外と多くいらっしゃいます。 スポーツをしている学生さんはもちろん、普段の生活の中で歩いたり立ち仕事をしたりしている大人の方にも起こりやすい症状です。
ハグルンド病とは?
ハグルンド病とは、「アキレス腱滑液包炎」のことで、かかとの骨(踵骨)の後上方部分が過剰に突出し、アキレス腱やその周辺の組織に繰り返し刺激が加わることで炎症や痛みが生じる状態です。
「ポンプバンプ」とも呼ばれ、硬い靴のヒール部分がかかとに当たり続けることで悪化するケースが多く見られます。
主な症状としては、
・かかとの後ろ側の痛みや圧痛 ・かかとの後上方の腫れや出っ張り ・靴を履いた時の強い痛みや違和感 ・歩行時・運動時の痛み ・悪化するとアキレス腱炎を併発することもある
といったものが挙げられます。
なぜハグルンド病は起こるのか?
「かかとが当たっているから」という局所的な問題だけが原因と思われがちですが、実はそれだけではありません。
当院が重視しているのは、身体全体のバランスの崩れです。
たとえば、骨盤や背骨の歪み・重心の偏りがあると、歩行や走行の際に足への荷重が均一ではなくなります。その結果、特定の部位に繰り返し過剰なストレスがかかり、かかとの骨やアキレス腱周囲に炎症が起きやすくなります。
また、ふくらはぎや足首まわりの筋肉の硬さ・柔軟性の低下も、アキレス腱の付着部に余計な負担をかける大きな要因のひとつです。
つまり、ハグルンド病の根本には「かかと局所の問題」だけでなく、「身体全体のバランスの乱れ」が関係していることが非常に多いのです。
当院での治療アプローチ
当院では、患部だけを処置するのではなく、症状の本当の原因に対してアプローチすることを大切にしています。
初回のカウンセリング・検査では、姿勢・重心バランス・歩き方・筋肉の状態などを丁寧に確認し、どこに根本的な原因があるかを特定していきます。
その上で、以下のような流れで施術を進めていきます。
① 重心バランス整体
骨盤・背骨の歪みや重心の偏りを整えることで、足への負担が均等にかかるよう身体全体を調整します。 患部への負担を減らすためには、まず土台となる身体のバランスを整えることが不可欠です。
② 患部周囲へのアプローチ
かかとやアキレス腱周囲、ふくらはぎの筋肉の緊張・硬さを丁寧にほぐし、炎症が起きにくい状態をつくっていきます。 痛みのある部分だけでなく、関連する筋肉・関節全体にアプローチすることで、症状の再発防止にもつながります。
③ トレーニング・リハビリ指導
施術だけで終わりにするのではなく、日常生活やスポーツに復帰するためのリハビリや、再発を防ぐためのセルフケアをご指導しています。 ふくらはぎのストレッチや足底・足首まわりの筋力強化など、ご自宅でも無理なく取り組めるメニューをお伝えします。
スポーツをしている方には、競技動作のクセや身体の使い方を確認しながら、競技復帰に向けた段階的なリハビリを行っていきます。
こんな方はぜひご相談ください
・かかとの後ろが痛くて靴を選ぶのに困っている ・病院でレントゲンを撮ったが「経過観察」と言われた ・電気やマッサージに通っているが、なかなか改善しない ・痛みが引いては戻るを繰り返している ・スポーツに早く復帰したいが、かかとの痛みがネックになっている
このような状態が続いている場合、痛みの表面だけにアプローチしていては根本から改善することが難しい場合があります。
放っておくとどうなるの?
ハグルンド病は自然に治ることもありますが、身体のバランスの問題が残ったままだと、症状が繰り返したり、アキレス腱炎・アキレス腱断裂へと悪化するリスクもあります。
「たかがかかとの痛みだから…」と放置せず、早めに根本的な原因を確認することが大切です。
最後に
ハグルンド病は、正しいアプローチで根本から改善できる症状です。
当院では、痛みのある部分だけを見るのではなく、なぜその部位に問題が起きているのかを身体全体から分析し、一人ひとりに合った施術を提供しています。
「どこに行っても良くならない」「また再発してしまった」とお悩みの方、ぜひ一度当院にご相談ください。







