川越市・本川越で根本改善なら「Utile整骨院」

「ジャンパー膝で練習を休んでいるのに、なかなか痛みが取れない」

「湿布やサポーターを使っているけれど、練習をするとまた痛くなる」

「一度良くなったと思ったのに、ジャンプすると膝がまた痛い」

このような経験はありませんか?

ジャンパー膝は、バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプやダッシュ、着地を繰り返すスポーツ選手に多い膝の障害です。

正式には「膝蓋腱症」と呼ばれ、膝のお皿の下にある膝蓋腱に繰り返し負荷がかかることで痛みが出ます。

では、なぜジャンパー膝は「休んでいるのになかなか治らない」という状態になってしまうのでしょうか?

ジャンパー膝は「炎症を抑えれば終わり」ではない

ジャンパー膝という名前から、

「膝に炎症が起きているから、炎症を抑えれば治る」

と思われる方もいるかもしれません。

しかし、現在では膝蓋腱症は単純な炎症だけで説明できるものではなく、腱に繰り返し負荷が加わることで組織の状態が変化し、痛みや機能低下につながると考えられています。

そのため、痛みが出たときに一時的に練習を休むことは大切ですが、

「休んで痛みがなくなった=以前と同じ負荷に戻していい」

とは限りません。

ここが、ジャンパー膝が長引く原因の一つです。

「痛くなくなったから、すぐに元の練習量へ」は要注意

例えば、ジャンプすると膝が痛かった選手が、数日休んだことで痛みがなくなったとします。

「治った!」

と思って、いきなり以前と同じ練習量に戻す。

すると、また膝が痛くなる。

このようなことがあります。

これは、痛みがなくなったことと、膝がスポーツで必要とされる負荷に十分耐えられる状態になったことが、必ずしも同じではないからです。

ジャンパー膝では、痛みを確認しながら負荷を調整し、段階的に膝へかかる負荷を戻していくことが重要です。

研究でも、膝蓋腱症に対しては、負荷の管理と運動療法を組み合わせる方法が有効とされています。

「休む」と「無理して続ける」の間が大切

ジャンパー膝になると、

「練習を全部休む」

か、

「痛くても練習を続ける」

のどちらかを選ぼうとしてしまいます。

しかし、本当に大切なのは、その間にある「今の状態に合わせて負荷を調整する」という考え方です。

例えば、

・ジャンプの回数を減らす
・ダッシュや切り返しを一時的に減らす
・痛みが強く出る練習を避ける
・練習量を段階的に戻す

など、その時期の状態に合わせて調整することがあります。

もちろん、どの程度まで運動してよいかは、症状の強さや競技、年齢などによって変わります。

膝だけを休ませても、負担のかかり方が変わらなければ?

もう一つ考えたいのが、

「なぜ膝蓋腱に負担が集中したのか?」

ということです。

ジャンプや着地では、膝だけが働いているわけではありません。

足首、膝、股関節、骨盤、体幹などが連動して衝撃を受け止めています。

例えば、着地のときに股関節や足首がうまく使えなければ、その分を膝が受け持つことがあります。

また、練習量の急激な増加や、疲労が蓄積した状態での繰り返し動作も、膝蓋腱への負荷を増やす要因になります。

そのため、「太ももが硬いからジャンパー膝になった」というように、一つの原因だけで考えるのは適切ではありません。

当院では「膝の痛み」だけでなく、動作まで確認します

当院では、ジャンパー膝の方に対して、膝の痛い場所だけを確認して終わりにはしません。

「ジャンプするときに痛いのか」

「着地で痛いのか」

「走ると痛いのか」

「階段やしゃがむ動作でも痛いのか」

など、症状が出る動作を確認します。

さらに、

・股関節の動き
・足首の動き
・太もも周辺の状態
・左右の動きの違い
・片脚での立ち方
・ジャンプや着地の動作

なども確認します。

膝に痛みが出ているからといって、必ずしも膝だけに問題があるとは限りません。

膝に負担が集中するような体の使い方になっていないか

という視点から、全身の動きを確認することが大切だと考えています。

「休んでも治らない」なら、休み方を考える

ジャンパー膝で大切なのは、単純に「もっと休む」ことだけではありません。

どの動作で痛みが出るのか。

現在どのくらいの負荷がかかっているのか。

痛みが落ち着いたあと、どのように競技へ戻していくのか。

そして、膝に負担が集中している原因がほかにないか。

こうしたことを一つずつ確認していく必要があります。

特に、

「何週間も痛みが続いている」

「練習を休むと楽になるが、再開するとすぐ痛む」

「以前より痛みが強くなっている」

「日常生活でも痛みを感じる」

という場合には、自己判断だけで練習を続けず、整形外科などの医療機関で状態を確認することも大切です。

ジャンパー膝は、単に「膝を休ませれば治る」というものではありません。

だからこそ、

痛みを抑えることだけではなく、膝がどのような負荷を受けているのかを見直すこと。

そして、状態に合わせて少しずつスポーツへ戻していくこと。

この二つを意識することが、長くスポーツを続けるためには重要です。

「また痛くなるかもしれない」と不安になっている方も、まずは現在の膝の状態と、痛みが出る動作を一度整理してみてください。

参考文献

・Núñez-Martínez P, Hernández-Guillen D. Management of Patellar Tendinopathy Through Monitoring, Load Control, and Therapeutic Exercise: A Systematic Review. Journal of Sport Rehabilitation.

・Burton I, et al. Interventions for prevention and in-season management of patellar tendinopathy in athletes: A scoping review. Physical Therapy in Sport.

・Patellar tendinopathyに対する運動負荷・運動療法に関する最新のシステマティックレビュー。

川越市・本川越で根本改善なら「Utile整骨院」 PAGETOP