膝の側副靱帯損傷は、スポーツ選手から一般の方まで幅広く見られるケガの一つです。特に内側側副靱帯(MCL)の損傷は、膝靱帯損傷の中で最も頻度が高いとされています。
多くの方が「靱帯損傷=手術が必要」と考えがちですが、実は手術を行わない保存療法でも十分な改善が期待できるケースが多数存在します。当院では、このような靱帯損傷に対して独自の根本改善アプローチを展開し、多くの患者様の症状改善に成果を上げています。
今回は、当院での治療方針をもとに、内外側側副靱帯損傷の手術を行わない治療法について詳しく解説いたします。
内外側側副靱帯損傷とは
内側側副靱帯(MCL)損傷
内側側副靱帯は膝の内側に位置し、膝関節の安定性を保つ重要な役割を担っています。この靱帯の損傷は、膝に外側から衝撃が加わった際に多く発生します。サッカーやバスケットボール、バレーボールなどのスポーツ、また交通事故や転倒などが主な原因となります。
外側側副靱帯(LCL)損傷
外側側副靱帯の損傷は比較的まれですが、膝に内側から強い衝撃が加わることで生じます。内側側副靱帯損傷と同様、関節の不安定性や可動域の制限を引き起こすことがあります。
主な症状
- 受傷部位の痛みと腫れ
- 関節の不安定感
- 可動域の制限
- 歩行時の痛み
- 場合によっては関節血症(関節内に血液が溜まる)
なぜ手術をしない治療法が有効なのか
側副靱帯の治癒能力
内外側側副靱帯は、前十字靱帯とは異なり血流が比較的豊富で、自然治癒能力が期待できる組織です。適切な保存療法を行うことで、手術を行わずとも十分な機能回復が可能なケースが多数存在します。
当院の考え方
当院では「症状の根本原因にアプローチする」ことを最も重視しています。病院や他の整骨院で中々改善できない、良くなったと思ったらすぐに痛みがぶり返してくる、といった経験をされている方も多いと思います。
それは、これまで受けて来た電気・マッサージ・痛み止め・シップなどの処置では、症状の本当の原因にアプローチ出来ておらず、根本から改善出来ていないからです。
症状の本当の原因となる部分は、人それぞれ異なりますが、痛みがある表面的な部分とは別のところにあります。
当院では、靱帯損傷に対しても以下の要因に注目した総合的なアプローチを行います:
- 骨盤の歪み
- 背骨の歪み
- 重心バランスの崩れ
- 筋肉の緊張と歪み
- 血流の改善
これらの根本原因を改善することで、靱帯損傷の治癒を促進し、再発を防ぐことを目指しています。
当院での具体的な治療法
徹底したカウンセリング・検査
症状を根本改善するためには、まずお身体の状態をしっかり把握する必要があります。そのため当院では、初回のカウンセリング・検査に時間を掛け、丁寧にひとつひとつ検証し分析する事で、症状の原因などを特定していきます。
膝の靱帯損傷であっても、その原因が実は足首の古い捻挫にあったり、骨盤の歪みから来ていたりすることが非常に多いのです。
重心バランス整体による根本改善
当院が得意とする「重心バランス整体」は、全身のバランスを整えることで患部への負担を軽減し、自然治癒力を最大限に引き出す治療法です。
お子様や妊娠中の方でも安心して施術を受けて頂ける優しい施術で、痛みを伴いません。それでいて、多くの患者様が初回の施術で明らかな変化を実感されています。
当院の施術により、単に症状を一時的に改善するのではなく、根本的な改善を図ることができます。
全身のバランス調整
膝の靱帯損傷は、しばしば他部位の機能不全が原因となって生じます。当院では以下のような全身的な問題にも同時にアプローチします:
- 足首の可動域制限
- 股関節の機能不全
- 骨盤の歪み
- 体幹の筋力不足
- 姿勢の崩れ
これらの問題を同時に改善することで、膝への負担を軽減し、靱帯の治癒を促進します。
当院での実際の治療成果
当院では、多くのスポーツ選手や一般の患者様が靱帯損傷をはじめとする様々なケガから復帰を果たしています。
スポーツ選手の復帰事例
- フィールドホッケー選手(15歳女性):全国大会を1週間前に控えていながら、踵の痛みで足もつけなかった状態が、数回の施術で痛みが取れ全国大会に出場できました。
- バレーボール選手(14歳女性):腰椎分離症の疑いと言われた腰痛が、1回目の施術で良くなり、今は全力で部活に取り組めています。
- 野球選手(11歳男性):肩の痛みで大事な試合に出れないと思っていた痛みが改善し、無事に全国大会で思い切りプレーすることができました。
一般患者様の改善事例
- バレーボール愛好家(20歳女性):他の病院で1年間改善しなかった肩の痛みが改善しただけでなく、メンタル面のサポートもあり、今では100%のパフォーマンスを発揮できています。
- ゴルフ・ランニング愛好家(62歳男性):今までと違う腰の痛みに悩まされ、犬の散歩すら苦痛だった腰痛が改善し、元通りに趣味が楽しめる体にまで回復しました。
- 主婦(69歳女性):朝動けなくなるほどの激痛が3回ほどの治療で改善し、日常生活がなんなく送れるようになりました。
まとめ
内外側側副靱帯損傷は、適切な保存療法により手術を行わずとも十分な改善が期待できる疾患です。当院では、根本原因にアプローチする総合的な治療法を採用することで、多くの患者様が症状の改善と機能回復を実現しています。
重要なのは、早期に適切なアプローチを行い、個人に最適化された治療プログラムに取り組むことです。単に症状を一時的に改善するのではなく、再発を防ぐための根本的な改善を目指すことで、長期的な健康と活動能力の維持が可能となります。
靱帯損傷でお悩みの方は、手術という選択肢に向かう前に、まず当院の保存療法の可能性を検討してみてはいかがでしょうか。適切な治療とセルフケアにより、多くの方が手術を避けながら満足のいく結果を得ることができるはずです。
どこに行っても良くならない痛みやしびれ、スポーツのケガなども、ぜひ当院にお任せください。お一人お一人の症状に真摯に向き合い、根本改善へと導きます。







