「手術しかない」と言われた方へ
三角骨障害と診断され、「手術を勧められたけど、手術しないでどうにか良くしたい」と悩んでいませんか。バレエのポアントができない、サッカーでボールを思い切り蹴れない、ランニングやダッシュが辛いといった症状で、競技復帰を諦めかけている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、諦める必要はありません。当院では、手術に頼らず三角骨障害を根本から改善し、スポーツ復帰を実現してきた実績があります。
三角骨障害とは
三角骨障害は、足首の後方にある三角骨が原因で起こる痛みです。つま先立ちやポアント、インステップキックなど、足首を深く底屈させる動作で、三角骨が脛骨と踵骨の間に挟まれることで痛みが生じます。
バレエダンサー、サッカー選手、陸上競技選手など、足首に大きな負荷がかかるスポーツをされている方に多く見られる症状です。
主な症状
- 歩くとアキレス腱あたりが痛む
- つま先立ち、ポアントができない
- 思い切りボールを蹴ることができない
- ランニングやダッシュが辛い
- 足首後方の腫れや熱感
なぜ一般的な治療では改善しないのか
三角骨障害と診断されると、多くの場合、次のような対処が行われます。
- 安静にする
- 湿布・サポーターを使用する
- 電気治療とマッサージを受ける
- 痛み止めの注射を打つ
しかし、これらの対処で痛みに変化はあったでしょうか。
三角骨障害は「難治性」と言われ、病院では手術適応となることが多い症状です。確かに手術をして良くなるケースもありますが、スポーツをしてまた痛みが出てしまったり、除去したはずの三角骨が再発してしまうこともあるのです。
手術をしても再発する理由
なぜ三角骨を除去しても再発してしまうのでしょうか。
それは、三角骨だけの問題を取り除いても、足首後方に負担がかかる「根本的な原因」が残っているからです。痛みの出ている部位だけに注目していては、本当の改善には至りません。
当院では、三角骨障害を改善させ再発することなくスポーツに復帰させてきましたが、それは足首後方に負担がかかる原因をしっかり特定することができたからなのです。
三角骨障害の本当の原因
当院が考える三角骨障害の根本原因は、大きく分けて3つあります。
1. 骨盤の歪み
バレエのポアント時、つま先で体を支えていますが、果たしてつま先や足首だけの力で体を支えているのでしょうか。サッカーでボールを蹴る時は、足首の動きだけでボールを蹴っているのでしょうか。
答えはノーです。
体を支えたり、ボールを勢いよく蹴るには足首だけの力では不十分です。骨盤は体の中心にあり、車で例えるならエンジンのようなところです。骨盤が安定して機能していなければ、足首に過度な負担が加わってしまいます。
骨盤には殿部や大腿の大きな筋肉がありますから、骨盤がしっかり機能することで筋力もバランス良く使うことができます。姿勢を正しく支えるのも骨盤が安定しないとできませんから、バレエの美しい姿勢も当然ながら骨盤の位置が大切ということになります。
2. 足首の血流の問題
足首の後方にはアキレス腱があります。三角骨がある場所は、アキレス腱の直下です。三角骨障害で痛みがある方は、アキレス腱も硬くなっていることがほとんどです。
アキレス腱が硬くなってしまう原因は血流障害です。アキレス腱には毛細血管が豊富な膜があり、アキレス腱に血液を供給しています。何らかの原因でアキレス腱に血液が供給されなくなると、アキレス腱がどんどん硬くなってしまい足首の動きを障害してしまうのです。
血液は筋肉や骨の栄養分ですから、血流が確保されていないということは、アキレス腱を含めた足首周囲の組織が弱りやすく、疲労の回復も遅くなってしまいます。これが三角骨障害を長引かせる大きな要因となっています。
3. 重心バランスの崩れ
足首の後方に負荷が加わるということは、日常生活から足首の後方に負荷を受けやすい状態になっています。足首後方への負荷は、後方重心になっていることがほとんどです。
後方重心のままスポーツをしていると、ふくらはぎやアキレス腱の緊張を招き、痛みの原因をつくってしまうのです。立ち方、歩き方から見直す必要があるのです。
当院の三角骨障害改善アプローチ
当院では、三角骨障害に対して以下の3つの原因を全て取り除くアプローチを行います。
骨盤の歪みの調整
初回のカウンセリング・検査に時間をかけ、骨盤の状態を徹底的に分析します。骨盤の位置や動きを正常化することで、足首への過度な負担を軽減し、本来の筋力バランスを取り戻します。
血流の改善
アキレス腱や足首周囲の組織への血流を改善することで、組織の回復力を高めます。身体に優しいソフトな整体で、血液循環を促進し、硬くなったアキレス腱を柔軟にしていきます。
重心バランスを整える
全身の重心バランスを整えることで、後方重心を改善します。日常生活から正しい姿勢・重心で過ごせるよう、セルフケアの指導も行います。
これらを全て調整することによって、「もう手術しかない」と言われた三角骨障害でも改善することができるのです。
実際の改善事例
当院で施術を受けたフェンシング選手の方からは、このような声をいただいています。
「電気やリハビリに通ってもなかなか完治しない状態が続いて悩んでいた時に、口コミを見て来院してみました。施術法は独特で不思議な感覚でしたが、何回か施術を受けるうちに徐々に痛みが引いていき、最終的には最大のパフォーマンスを発揮できる状態まで良くなりました。また、遠征先でのセルフケア方法や食事のアドバイスなども教えていただけるので、遠征中も大きなケガをせずに安心して競技に打ち込むことができるようになりました」
このように、当院では手術に頼ることなく、根本的な改善を実現しています。
まとめ:諦めないでください
「手術しかない」と言われても、諦める必要はありません。三角骨障害の本当の原因は、痛みが出ている足首だけにあるのではなく、骨盤の歪み、血流の問題、重心バランスの崩れといった全身の問題にあります。
当院では、これらの根本原因に対して的確にアプローチすることで、手術をせずに三角骨障害を改善し、スポーツ復帰を実現してきました。
三角骨障害でお悩みの方、手術を勧められて迷っている方は、ぜひ一度当院にご相談ください。あなたの競技復帰への道を、全力でサポートいたします。







