川越市・本川越で根本改善なら「Utile整骨院」

「ボールが指に当たったら、指先が曲がったまま伸びなくなってしまった…」

そんな経験はありませんか?

それはマレットフィンガー(別名:槌指・つちゆび)かもしれません。

野球・バスケットボール・バレーボール・ソフトボールなど、ボールを使うスポーツをされている方に非常に多いケガのひとつです。一見すると「突き指かな?」と思われがちですが、放置してしまうと指の変形が残ってしまうこともある、しっかりと対処が必要なケガです。

今回は、マレットフィンガーの原因・症状・治療法について、わかりやすくお伝えしていきます。

マレットフィンガーってどんなケガ?

マレットフィンガーとは、指の第一関節(DIP関節)が伸ばせなくなる状態のことをいいます。

「マレット」とは英語で「槌(つち)」のこと。指先が下に垂れ下がった見た目が、まるで槌のように見えることからこの名前がつけられました。

このケガが起こる仕組みには、大きく2つのタイプがあります。

①腱性マレットフィンガー(腱断裂型) 指の第一関節を伸ばすための「伸筋腱(しんきんけん)」という腱が、強い衝撃によって断裂してしまうタイプです。骨折は伴わず、腱だけが切れてしまうケースです。

②骨性マレットフィンガー(剥離骨折型) 腱が骨についている部分から、骨のかけら(骨片)ごとはがれてしまう「剥離骨折」を伴うタイプです。こちらの方が症状が重くなる場合もあり、治療方針も変わってきます。

どちらのタイプかによって治療の方法が異なりますので、自己判断せずに専門家に診てもらうことが大切です。

マレットフィンガーの原因

最も多い原因は、指先への直接的な衝撃です。

たとえば、こんな場面で起こりやすいです。

  • バレーボールやバスケットボールでボールを受けたとき
  • 野球でバットを振ったり、ボールをキャッチしたとき
  • ソフトボールやドッジボールで指先にボールが当たったとき
  • 日常生活でも、ふとんをたたんでいるときや、重いものを落としたときなど

また、スポーツ中だけでなく、日常のちょっとした動作でも起こることがあります。「これくらい大丈夫だろう」と思うような衝撃でも、腱は切れてしまうことがあるのです。

こんな症状があったらマレットフィンガーかもしれません

マレットフィンガーに見られる主な症状をご紹介します。

指先(第一関節)が自力で伸ばせない 最も特徴的な症状です。他の指で補助すれば伸びますが、自分の力だけでは第一関節を真っすぐに伸ばすことができない状態になります。

指先が垂れ下がるように曲がっている 力を抜いたときに、指先がぽっきり下に折れるように曲がっているように見えます。

痛みと腫れ 受傷直後は指先に強い痛みを感じ、腫れや内出血(青あざ)が出ることがあります。ただし、骨折を伴わない腱断裂のタイプでは、思ったほど痛みが強くないこともあります。そのため、「たいしたことないかな」と思って放置してしまう方も多いのですが、それが後々の後遺症につながりやすいので注意が必要です。

関節の変形(放置した場合) 適切な治療を受けずに放置してしまうと、指先が変形したまま固まってしまうことがあります。これを「スワンネック変形」と呼びます。日常生活に支障が出る状態になる前に、早めの対応が重要です。

マレットフィンガーの治療法

■保存療法(手術をしない治療)

腱断裂のタイプ(骨折なし)の場合、多くは固定による保存療法で改善が見込めます。

「アルフェンス」や「スプリント」と呼ばれる専用の固定具を使って、指の第一関節を伸ばした状態でしっかり固定します。この固定は6〜8週間程度継続することが一般的です。

ポイントは、固定している間、第一関節を絶対に曲げないことです。お風呂や日常生活の中でも固定を外してはいけません。少し曲がってしまうだけでも、切れた腱がまた離れてしまい、固定のやり直しになってしまうことがあります。

「指一本の固定なのにそんなに大変なの?」と思われるかもしれませんが、実はこの「固定を正確に続ける」ことが治療の成否を大きく左右します。

 骨折を伴う場合

剥離骨折のタイプでは、骨片のズレの程度によって対応が変わります。ズレが少なければ保存療法で対応できることもありますが、骨片のズレが大きい場合には手術が必要になることもあります。

骨折を伴うかどうかはレントゲン検査でしか判断できないため、ケガをしたらまず医療機関または整骨院でしっかり検査を受けることが大切です。

 リハビリ

固定が終わったあとは、固まってしまった関節をほぐすリハビリが必要です。長期間固定していると関節が硬くなり、曲げ伸ばしがしにくくなることがあります。焦って無理に動かすのではなく、適切なペースで関節の可動域を回復させていくことが重要です。

「突き指だと思っていた」が実はマレットフィンガーだった、というケースも

当院に来院される患者様の中にも、「突き指かと思って放っておいたら、ずっと指が伸びないままになってしまった」という方がいらっしゃいます。

マレットフィンガーは、最初の処置固定が非常に重要です。適切なタイミングで正しい処置を受けることで、後遺症なく回復できる可能性が高まります。

「指先が自力で伸びない」「指先が垂れ下がっている」という状態が続いている場合は、ぜひ早めにご相談ください。

整骨院でできること・できないこと。正直にお伝えします。

ここで、とても大切なことを正直にお伝えしたいと思います。

当院のような整骨院では、切れた腱や骨折した骨を直接修復することはできません。

腱の断裂や剥離骨折は、あくまでも医療機関での診断・治療が基本となります。「骨を元通りにする」「腱をつなぎ直す」といった処置は、整骨院の施術の範囲外です。これは、どれだけ経験豊富な施術家であっても変わりません。

「それなら整骨院に来る意味はないの?」

いいえ、そんなことはありません。

実は、マレットフィンガーで多くの方が悩まれるのは、骨や腱そのものの問題だけではありません。ケガに伴って起こる周辺の筋肉の緊張・炎症・むくみ・血行不良が、痛みや不快感を長引かせている大きな原因になっているのです。

当院では、こうしたケガに伴う二次的な症状に対してアプローチすることができます。具体的には、指や手首まわりの筋肉・筋膜の緊張を緩める施術、血流を改善して回復を促すアプローチなどです。

「骨や腱は医療機関で治してもらいながら、痛みや腫れは整骨院でケアする」

このように、医療機関と整骨院を併用することで、症状の改善をよりスムーズに進めることができます。実際に、当院では「病院でレントゲンを撮ってもらって固定してもらったけど、痛みが強くてつらい」「腫れがなかなか引かない」という方が来院され、痛みの軽減や回復促進のサポートを行っています。

「痛みを我慢しながら固定期間を過ごさなくていい」

マレットフィンガーの固定期間は6〜8週間と、決して短くはありません。

その間、ずっと痛みや腫れ、不快感を抱えたまま過ごすのはとてもつらいですよね。特にスポーツをしている学生の方や、仕事で手をよく使う方にとっては、指一本のケガであっても日常生活や競技に大きな支障が出ます。

当院では、固定期間中のつらい症状を少しでも和らげるサポートをしています。骨や腱を直接治すことはできませんが、痛みを軽減し、より快適に回復期間を過ごしていただくことは、しっかりお力になれます。

「試合が近いのに指が痛くてどうしよう」「固定中なのに痛みが引かなくてつらい」

そんなときは、ひとりで抱え込まずにぜひご相談ください。あなたの今の状態をしっかり確認した上で、できること・できないことを正直にお伝えしながら、最善のサポートを考えていきます。

まとめ

マレットフィンガーは、「突き指だろう」と軽く見てしまいがちですが、放置すると指の変形や機能障害につながる可能性があるケガです。

「骨を治す」のは医療機関、「痛みを和らげる・回復をサポートする」のは整骨院。それぞれの役割を正しく理解して、賢く活用していただけると幸いです。

当院はスポーツによるケガの治療・サポートに力を入れています。マレットフィンガーでお悩みの方、固定中の痛みや腫れに困っている方は、ぜひお気軽にご相談ください。あなたの回復を、精一杯サポートいたします。

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